永い延長戦

2023年:「何でも見てやろう」

2018-01-01から1年間の記事一覧

20181230

必要な言葉はすべて私たちの間で語られるだろう、必要なものはすべて向こうからやってくるだろう。それは鷹揚で、物事を待ち受けるうえで理想的であることこの上ない姿勢であるかのように考えていたけれど、実のところこれは甘えでしかなかった。待ち受ける…

嫌いは好きになり得るみたい

きのう読み終わったばかりの本に、「あなたが誰かと積極的に関われないのは、誰かを傷つけたくないからではなく、自分が嫌われるのが怖いからでしょ」と看破された。そのことに異議はない。文句のつけようもないけれど、そうして事実を突き付けられたところ…

20181129

・世界が自分ひとりのものではなくなった瞬間、おどろくほど自己が現れなくなってしまう。だれかと関わるときの自分は、自分なんだけれど、ひとりのときの自分とは全く異なる。この状況は、家族との長年の関係から生まれたのかもしれない。母の強制・父の望…

気持ちを持てない

自分は器でしかない。流れでしかない。 器の中の、流れの中のどこかにたゆたっているはずの感情を、見ようとしている。何らかが、たしかにそこに湧いていると知っている。追い求め、手を伸ばし、でもそれはつかみとることができない。 感情が、誰かが抱いた…

「東京を生きる」を読んだ

雨宮まみ「東京を生きる」を読んだ。東京のどまんなかを、孤独を抱え込みながら望みのままに歩いていく、気高い女性のエッセイだった。上京して置いてきた故郷へ抱く愛憎、際限も見境もなく美を求める衝動、貯金もない独身暮らしの行く末への不安、一編一編…

夏を待っていました

amazarashiで涙がこぼれたのでブログを書こうと思った、昔にも同じことをしたことがある気がすると思ったらそれがほぼ2年前のことだった。一番最初の投稿。 matteroyomirai.hatenablog.com あれから楽しい思い出をたくさん重ねてきたはずなのに、きっと自分…

河川敷に行くだけのつもりが川の河口まで行ってしまった

ちょっとそこまでサイクリングするはずが羽田空港まで行ってしまった pic.twitter.com/Evwf5QsXxs— 黒鳥 (@961kurotori) 2018年4月2日 明日は友だちと出かける約束をしているというのに、春休みの間引きこもり通して日陰に慣れきったこの状態のまま明日を迎…

20180318 退廃

人と接続されているから人の振る舞いをすることができる。予備校の無料体験に申し込むつもりだったのに取りやめてしまったのは馬鹿だったかもしれない。春の予定がからっぽになってしまった。期末テストは返却されたけど終業式はまだ済んでなくて、宙吊りの…

不自由は自由

どんな自分も自分から程遠い。wwwと!!!に満ちた言葉をLINEに送りながら、河川敷に立って水の流れを聞いている。辛くも悲しくもない、けど楽しくも嬉しくもない。どんな言葉も、今の自分の一片のみしか表すことができないだろう、感情を言葉にするとき…

20180215

頭がしびれている。苦しい。 ツイッターでいいねの数の少なさを恨む。満たされていない。 たった2年先に大きな転機が待つ。遅すぎるくらいなのかもしれない。 どこまでも踏み込んでいけそうな相手だからこそ、踏み込めない域が際立つ。 楽になりたい。問題に…