永い延長戦

2023年:「何でも見てやろう」

20181230

必要な言葉はすべて私たちの間で語られるだろう、必要なものはすべて向こうからやってくるだろう。それは鷹揚で、物事を待ち受けるうえで理想的であることこの上ない姿勢であるかのように考えていたけれど、実のところこれは甘えでしかなかった。待ち受ける、という考え方すら、そもそも正しくなかったのかもしれない。自分に信頼を置きすぎていて、世界を頼みにしすぎていた。

もっと、望まなくてはいけない。自分の内に欲望があることに、自覚的にならなくてはいけない。必要なものへと、自ら向かわなくては。