永い延長戦

2023年:「何でも見てやろう」

2017-01-01から1年間の記事一覧

宇多田ヒカルめぐり

恵比寿あたりまでひとっ走りしてきた。自転車。家から90分足らず。自分は自転車という移動手段があんまり好きじゃない。自転車というのは、歩道を走れば前をゆく歩行者にジリジリ威圧的な音を鳴らさねばならず、車道を走れば車が追い抜かしたげに迫ってきて…

時間を軽んじて暮らす自分が誇らしい

日曜日。二枚も三枚も着込んだ上でずっと毛布にくるまっているから、今が暑いか寒いか・雨か晴れかさえも分からない。布団に横になって、ツイッターを開いて、今日が終わるのを待っている。今この瞬間に、部活の練習に励んでいる同級生もいるだろう、習い事…

絶望の永久機関

しんどいから努力できない。努力できない自分がしんどい。虚しさが、次の虚しさのもとになる。絶望の永久機関。 こんな大層なことを言わなきゃいけないほどの苦しさはない。中間テストが明けた週末を、ひたすら情報量におぼれて費やす。何もやることの時間が…

真っ白

もっと真っ白。真っ白のなか書き上げる感覚を忘れちゃいけない。世の中素敵な感覚を持つ人がいて、見かけるたびに自分はその人を模範としその人を目指さなければならないような感覚に囚われる。その人の生き方を知って、その人の考えに触れて、その人のよう…

自分が自分である時間

9月に入って何度ブログを書きにかかったことかしれない。ゲームにも音楽にも興味が薄れて性欲も感じなくて食欲には波があって睡眠も規則正しく取れなくて、自分の内側に残っているのが読むこと・書くことといった自分の根底にある習慣ぐらい。読書し文章を書…

全力が逃げていく

せっかくゴールデンウィークだしやりたいことリストでも作ろう、と思い立った。指針も定まらず、ネットに明け暮れて休暇を殺してしまうのは避けたかった。余暇を余暇として使い潰すことを許容できない自分がいた。 ノートの広いページを用意し、箇条書きの始…

ごめんなさい生きています

午後4時書店に到着。本を求めて到着。ターゲットは熊代亨さんの”認められたい”、ブコウスキーの”死をポケットに入れて”。探す。書棚を左上から右下へ、執拗に舐めまわす。心理の棚の、フロイト深層心理承認欲求精神世界スピリチュアル、見当たらない。文春…

明快にすることの不快

うちね、テーブルがないんですよ。あるんだけど、整然と並べられた、新聞の山と買いだめしすぎてキッチンから溢れた調味料とで埋め立てられている 自分の部屋もない。マイルーム予定地がいまもなお押し入れなので それで、宿題やろとか本読もとかいう考えに…