待ってろよ未来

今年の抱負「卵の片手割り」

空が涼しい

空が涼しい。文化祭帰り、独りの世界。降りかかってきたこの言葉。
どこにでも強い人はいて、僕らは頑張るほどに、自分はただ1点の星なんだと感じてしまうね。ねえ、精いっぱい頑張って、でも自分の殻を破りきれなかった末路がこれだよ。すごい、確かに自分はものすごく成長した。大人になった。統率力を、観察眼を鍛え、7割ぐらいの苦心を重ね、手に入れられたのは 大人だけか?熱狂のなか醒めるのはルール違反な気がして、興奮が包む体育館のなかでほんとうに縮こまっていた。去年まではこんなじゃなかったのに。一瞬に、歓声をあげてたのに。手綱をつかみそびれたのだ。もう憧れたあの場所には辿り着けないのだ。ただ清々しかった。泣きもしない。すがりもしない。ただなんか、こころに穴が空いてしまったらしい。じつはもとに戻っただけなのかもしれない。騒音だよもう。どうやら足場も危うくなってた。唯一の救いである部活も心もとなく、そもそも今日は曇ってた。この、静かな雨音は、いつから?空は涼しい。